菩薩行
今日も一日お疲れさまでございました。
優しさ、思いやりに満ち溢れた姿。
それが本来の私達の姿「菩薩」です。
「御仏」といえば、何でもこちらの思いを叶えてくれる、そんなイメージがあるかも知れません。
けれども、何かしらの障害のある時に
私達は気づくことが多いものです。
例えば「いつもニコニコ、笑顔で」
これは、和顔施(わがんせ)という
布施行がございます。
これは代表的な、私達に出来る
菩薩行です。
これを綺麗事とさせない方法があります。
それは「相手の立場で物事を考えてみる」こと。
何でも与え過ぎる甘さだけでなく、
時には厳しさが必要な時があります。
「それ惟みるに(おもんみるに)
病あるときは薬あり。
障りあるときは教えあり。」
考えてみれば、様々な病気に対して
それぞれに対処の仕方のある様に、
困り事が起きるときは
我が身を振り返る機会であり、
そこにこそ、御仏の智慧が働いているのです。
どなた様もどうぞ良い夜をお過ごしくださいませ。
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