ちょっと帰宅
今日も一日お疲れさまでございました。
お山からほんの少し帰宅です。
一昨日は、朝勤の後、
皆様と朝食して座談をしている時に
大阪を震源とする地震がありました。
「もう一度激しい揺れがあったら
机の下に入ろう！」と、
他の駐在の先生が仰ったところで
地震はおさまりまして、ほっとしました。
けれども、この日のツアーのキャンセルが相次いだとのことで
この日、お山はとても静かな一日となりました。
ほんの数日前、御大師様の降誕会ということで
大変 沢山のお人で賑わっていたのが
夢の様です。
また、大阪から起こしの先生方も
数人、御自坊にお帰りになられまして
大阪のことがとても心配な日となりました。
この日、高野山に向かっている途中の方で
止まってしまった電車から降りて
違う経路で何時間もかけて参詣なされた方もおみえで
頭の下がる思いが致しました。
常日頃、いかに私達が
生活していることを「当たり前」として
生きているのか、
思い知らされた気がいたします。
これを「悪いこと」「良くないこと」と、
とらえるのは
大自然の中で生きる人間の勝手な言い分で
自然は、私達の望みとは別の道理で生きております。
常日頃、「生かされている」ということを
忘れずに
有難いという気持ちをもって生きていたいもの、と思います。
それでも、これ以上、どうぞ被害が広がることのないように
心身共にお疲れの方が
どうぞ早く回復されますように、と
祈ってやみません。
どなた様もどうぞ良い夜をお過ごしください。
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