仏の法のはじまり

「自分の心を無視して仏法はありません」

何よりも自分の心はどう感じているのか、
どんな状態になっているのか。
それを知ろうとしてみましょう。

仏教や仏法(仏の教え)を知ったとしても
生き方や生活に活かさなければ、
それは仏教を知らないことと同じです。


仏の教え(仏教)に触れると
心がほっとします。
何だか分からない心のざわつきを
おさめたくて
お寺に行ってみたいなあ、
仏教を知ってみたいなあ、そう思われる方も
おみえになるかと思います。

お寺の門をくぐり、参詣されると
不思議に何故か、心がすっきりします。

今度は門から出て
今までの生活に戻っても
すっきりとした、その感覚や気持ちを忘れずに、
出来るだけ保っていけたら
生活の質は、ずいぶん変わると思います。

お寺に行く時だけ、
お寺の中に居る時だけが
仏教(心安らかに生きること)では
もったいないことです。

どうしたら、その気持ちを保てるのか。
そもそも、自分の心がざわつくのは何故なのか。
そこを知ろうとすること。
それが仏の教えのはじまりです。

一点一点の瞬間を繋げて
長く維持させること
線にすることができたら
人生はどんどん善い方向に向かいます。


「心を離れて更に法なし」
弘法大師空海

あいおい庵          

真言宗の尼僧の庵(自宅)です。誰にでもわかりやすい仏教を目指しています。 生活即仏教。相互供養、相互礼拝の心を大事に。楽しく豊かな生活をすごしましょう。 Twitter、アメブロ、noteなどで執筆活動をせっせとしています。もしご覧になりましたら、ぜひ読んでみてくださいね。合掌

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