「菩薩」とは貴方のことです
「菩薩というものは
全てのものと
苦楽を共にすることが
何よりの役目です。
それと同じく立派な人も
偉ぶらずに働きます。
他者と共に濁った水に浸かります。」
慈悲の心というものは
何よりその人の苦しみや悲しみに
寄り添うことを言います。
苦しみ、悲しみ、痛みなどを取ってあげる
など、上からものを言うことは致しません。
苦しみ、悲しみなどが
その人のためであることもあります。
何でもお困り事を解決します!
御仏は、便利屋さんではありません。
悩み、苦しみの沢山あるこの世の中で
それでも笑顔で、前を向いて
何も出来ないけど
お人の悲しみや辛さに寄り添って、
今この一瞬、一瞬を大事にしよう、
そう考え、実行する人がいるとしたら
その人はとても素晴らしいお人ですよね。
それこそが「菩薩」です。
よくよく考えてみて下さい。
これをお読みになられている貴方様も
そんな生き方が出来たらいいな、と
思っています。
つまり、他の誰でもなく
貴方こそが「菩薩」なのではありませんか。
どんぐりの種を植えたら
どんぐりの木になります。
御仏の種を育てたら、御仏の花が咲きます。
貴方の中には「御仏の種」が
もう入っております。
あとは、そんな風に生きられたらいいな、と
心がけることです。
「菩薩」とは、あなた自身のことです。
どうぞそれを、お忘れになりませんように。
どなた様も今日も笑顔で、より良い一日になりますように。😊
大士の用心は同事これ貴ぶ
聖者の所為も光を和げ物を利す
且その塵に同じてその足を濯がんにはしかじ
弘法大師空海
0コメント