いつの間にか縛られないように
「私達は、毎日衣食のために苦労し
更に人間関係に縛られています。」
少しでもお得に
少しでも珍しいものを、美味しいものを食べたい。
お人と自分と、どちらが幸せかを
表現したり、確認しないと
気が済まない。
現代風に訳すると、そんな感じになるのでしょうか。
結局、毎日、それに時間と心を振り回され
ただ日々が過ぎていきます。
とても豊かな時代です。
飲む水があること
食べられるものがあること
生かされていることが
当たり前になってはいないでしょうか。
子供などと話をしていると
「水道から水が出てくるの当たり前だよ!」
いちいち感謝なんか考えないよ。
現代には現代風の考え方で良くない?と。
その一つ一つのことを
当たり前と思い込むことで
人はいつしか傲慢になり
人の幸せが許せなくなり
人の痛みに鈍くなり
自分を中心に物事を考え始めます。
同じ日々を過ごしていくのならば
毎日、自分も周りも、笑顔で、幸せであるほうが
良いと思いませんか。
この豊かな時代を、更に良い方向へと
進ませていきたいですね。
「朝な朝な夜な夜な衣食の奴に労し
年年月月恩愛の縄に繋がる 」
弘法大師空海
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