どこまでも慈悲の心を

菩薩とは慈悲に満ち溢れているものです。

その菩薩が、もし怒りを現すとしたら、
それはお人を諭すためです。

普通、私達が怒る感情は、
どこまでの自分のためです。

相手のためを思って怒る、これは言い訳であって
怒るという感情は
自分の心の表現でしかありません。

もし「怒る」という感情を、
お人のために使おうとするならば
「叱る」という形になるでしょう。


菩薩は慈悲を体としたもう。怒を現ずるは降伏のためなり。

弘法大師空海

あいおい庵          

真言宗の尼僧の庵(自宅)です。誰にでもわかりやすい仏教を目指しています。 生活即仏教。相互供養、相互礼拝の心を大事に。楽しく豊かな生活をすごしましょう。 Twitter、アメブロ、noteなどで執筆活動をせっせとしています。もしご覧になりましたら、ぜひ読んでみてくださいね。合掌

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