お盆とお彼岸


お盆とお彼岸。
よくわからなくてごっちゃになりがちです。

普段は閉まっていてる地獄の釜が開くお盆。
ご修行中の御霊も夏のお休みを頂きます。
それで、他界された御霊が
こちらへ逢いに来てくれるのが「お盆」です。


対して、
此岸(シガン・こちらの世界)と
彼岸(ヒガン・あちらの世界)の最も近くなるのが
春分と秋分の日。
この日を挟んで前後三日が「お彼岸」です。
その時は、こちらから逢いに行きます。

もっと簡単に言うなら
逢いに来てくれるのが「お盆」で、
こちらから逢いに行くのが「お彼岸」になりますね。

日本は、これを旧暦と新暦でしている地域があります。
ですので、ほぼ年間
あまり間を開けずに御霊のご供養をしていることになります。

他を思いやる気持ちが、
結局は自分達を養います。
とても良い習慣だと思います。


どなた様も今日も笑顔でぼちぼちと😊

あいおい庵          

真言宗の尼僧の庵(自宅)です。誰にでもわかりやすい仏教を目指しています。 生活即仏教。相互供養、相互礼拝の心を大事に。楽しく豊かな生活をすごしましょう。 Twitter、アメブロ、noteなどで執筆活動をせっせとしています。もしご覧になりましたら、ぜひ読んでみてくださいね。合掌

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